終章 さくら 季節は春。桜が咲き乱れ、新入生もいくらか学校になれてきた頃。直人達は高校二年生になっていた。 記憶は消されていても、やっぱりどこかで覚えている。 FIN. |
400字詰め原稿用紙換算枚数256枚。 あとがき これも一応投稿用だったんですが……まぁ結果はそんな感じです。でも別に構いません。これを出したところから評価シートを送っていただいたので。あんまり自分の作品を客観的に見れないからね。良いところと悪いところをはっきり言ってもらえると勉強になります。ホント有り難いなぁ。 大抵書き上げた話のその後を自分で少し考えたりもしますが、この話に関しては非常に考えづらいというか……直人が七日を六花として見るってこと。それはつまり、七日という人格を無視してるんじゃないかと……それは幸せではない。一年が過ぎる前にそのことに気付いてくれたら良いなぁ。直人はいつにも増して弱い主人公だったので心配です。 雪が好きな桜と、桜を夢見ていた雪の物語。もし少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。つまらなかった場合は……精進いたします。 |