続きの続きの続きの続き?

 

「……誰?」
 光という物が全くない場所だった。
 光という物をもう何年も見ていなかった。
 そんな場所に誰かが来るのは珍しいことだった。
「……ここから出してさしあげましょうか?」
 質問には答えず『誰か』は言った。
「……どういうつもり?」
「別に。ただ私の願いを叶えて欲しいだけですよ」
「…何をすればいいの?」
 『誰か』はわずかに笑った。
「少女を一人……殺して欲しいだけですよ……」

 

つぎ

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